縁と絆

縁とは、「ふち」とも読みます。
人は茶碗の縁を歩いています。時々中に落ちそうになったり、落ちてしまって、なかなか縁まで上がって来ることが出来なかったりもします。
この茶碗が、沢山並んでいるのが人の世。茶碗の縁を歩いていると、隣の人とすれ違うことこともあります。これが「縁(えん)」。

絆は、糸が半分と書きます。
茶碗の縁を歩いて、それこそ縁があって、出会う人がいる。人生を共に歩もうと思うかもしれない。
このとき、二人は互いに糸を持って、引き合うのです。
これが、片方が強かったり弱かったりすると、どちらかが茶碗の中に落ちてしまう。
同じ力で引き合わなければならない。

ラジオからの聞き書きです